業務の棚卸し、SaaSの選定と定着、AIの使いどころ、属人化の解消まで、中小不動産会社が日々の業務を減らすための実務コラム一覧。 全 112 記事。

東京23区のマンションは「まったく売れない」わけではありません。2026年8月の23区の新築は発売が前年同月比30.7%減で初月契約率は72.4%、中古は7月度の東京都区部の成約件数が17.2%減で7か月連続の減少でした。公表データと仲介会社の対応を整理します。

賃貸管理の問い合わせ対応に生成AIやチャットボットを使うなら、入力する個人情報の扱い、回答の誤りを人が確かめる仕組み、宅建士にしかできない業務との線引きを先に決めておく必要があります。国の注意喚起とガイドライン、宅建業法をもとに整理します。

賃貸住宅管理業法20条は、管理業者に委託者(オーナー)への定期報告を求めています。施行規則40条の頻度と記載事項を確かめたうえで、月次報告の中身と短い定期面談の型を、標準管理受託契約書の条文とあわせて解説します。

解約オーナーへの再提案は、引継ぎを丁寧に終え、連絡してよいかの意向と自社の改善が済んでいるかを確かめてから始めます。管理受託契約の終了時の処理、秘密保持、個人情報の利用目的、メール案内の同意、90日・180日・365日の接点の運用例を整理します。

不動産会社のCX(顧客体験)改善は、法律で決まっている重要事項説明・契約書面・定期報告を分かりやすく確実に行うことから始めます。問い合わせから退去までの5段階の接点、オーナーとの接点、不満の拾い方、3か月で進める手順の例を説明します。

NPSの調査は、質問を少なく絞り、計算式と個人情報の扱いを先に決めておけば自社で実施できます。入居者やオーナーに満足度を聞くときの質問の作り方、仮の数字による計算例、個人情報保護法の利用目的、依頼メールと特定電子メール法の関係を順に整理します。

協力業者との価格は、原価の内訳を見て単価を決め、発注内容を書面で残し、値上げの相談には協議で応じるのが基本です。取適法(2026年1月1日施行)、建設業法19条、標準管理受託契約書の修繕ルールをもとに手順を整理します。

物件別の採算は、自社の収入、担当者の作業時間、自社負担の外注費、共通費の配賦の4つを同じ基準で記録すると見えてきます。家賃は預り金で収入ではない点、配賦基準で赤字の幅が変わる計算例、賃貸住宅管理業法の帳簿・定期報告との関係を説明します。

敷金・保証金などの預り金は、自社の口座と分け、どのオーナーのお金かを帳簿ですぐ判別できるようにするのが分別管理の基本です。預り金台帳の項目と月次照合の手順、退去時の精算、修繕のための資金の準備と税務の区分を、法令と公的資料で整理します。

賃貸の詐欺・なりすましを防ぐには、本人確認書類の原本と申込者・入居者・支払者の一致を確かめ、振込先の変更はメール以外の方法で確認する手順を社内の決まりにすることが土台です。警察庁の注意喚起と犯罪収益移転防止法、個人情報保護法をもとに整理します。

入居者同士のトラブルで管理会社ができるのは、事実の確認と記録、契約に基づく注意、話し合いの場づくりまでです。騒音の苦情を受けてからの手順、相談者の情報の守り方、警察や公的窓口へのつなぎ方、敷金返還で折り合わないときの手続きを確認します。

Excelの台帳を業務システムに移すときは、棚卸し・整形・項目の対応づけ・テスト移行・本番移行と並行運用の5段階で進め、各段階で件数と金額を照合します。入居者やオーナーの個人データを扱うため、個人情報保護法23条・25条の注意点もあわせて説明します。